男女の恋愛の行方 恋愛心理の様々

男女の恋愛における本音と建前、恋の深層心理を解き明かしていきたいと思います!

恋愛を司る利己的遺伝子

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リチャード・ドーキンスの利己的遺伝子論とは、生物の進化を生物個体を中心とした見方ではなく、遺伝子中心の視点で理解をしようとする理論のこと。

 

 

 

利己的遺伝子論が衝撃的なのは、それまで生物の進化は生物個体を中心に考えられてきた理論を「遺伝子」を中心とした視点に切り替え、遺伝子は自分の遺伝情報がより多く残るように戦略を持っているとしたことだ。

 


 
それを「生物個体は、遺伝子によって利用される“乗り物”に過ぎない」と表現したことだ。

遺伝子恐ろしいですね!!

遺伝子によって行動すると言っても過言ではないのが我々、生物なのです。

 

 

 

そして、遺伝子は利己的だ。
「結果的に」ではあるが、遺伝子は自らの遺伝子をより多く次の世代に残すための戦略を作り上げ、うまく機能した戦略は遺伝子と共に子孫に引き継がれ、種の中に広がっていくのだ。


 
 
遺伝子の目的は、自己の遺伝情報をより多く残すことだ。
そのために遺伝子は戦略を練り、遺伝子の乗り物である生物個体に多くの仕組みを作り上げているのだ。

 

 

 

自然の摂理も自然現象も単純な法則で動いている。
生物もいくつかの単純な法則で動いている。
生物であるヒトも単純な法則に基づいて動いている。

 


 
その中に「恋する遺伝子」も存在する。
 

 

 

個体が最優先に行動する、自己保存の仕組みは比較的分かりやすい。
痛い、暑い、熱い、寒い、冷たい、臭い、うるさい、眠い、痒い、苦い、辛いなどなどの不快な感覚、環境から逃れる行動を取るような仕組みを持つことで対処できる。

 


 
痛みが発生する行動を控える、熱い場所から逃れる、寒いから服を着る、苦いものを口にしない....

 


 
そうやって個体が保存されるように行動するのだ。
そのために、嗅覚があり、視覚があり、聴覚があり、触覚があり、味覚があるのだ。

 


 
 
では、どうやって「自己の遺伝情報を次の世代に残す行動」をするよう促すのか。
 
  それが「恋」という仕掛けなのだ。

 

 

ヒトはまず、個体の保存を優先する。
その次に、恋をすると得られる幸福感を得るために行動するように作られているのだ。

 


 
この幸福感を得られる物質の中で、最も上位にある物質こそがβ-エンドルフィンやオキシトシンと言った「恋」をしたときに分泌される物質であるため、それを求めてヒトは恋をするのだ。

 


 
「恋する遺伝子」は、これらの物質を作りだし、ヒトが恋をすることで幸福感を得、次の世代に自己の遺伝情報を残す行動を起こす仕組みを作り出したのだ。

 


 
これこそが「恋する遺伝子」が作り上げた戦略なのだ。


 
 
進化論の視点から書くと「ヒトは恋をするように進化したワケではなく、『恋する遺伝子』を持った個体の方が有利に遺伝情報を残すことが出来たため、結果的にヒトは恋をするようになった」のだ。