こんなアプローチが相手の心を揺さぶる!!
アメリカの社会心理学者ニューカムは、人が感じる魅力は、自分にどんな報酬を与えてくれるかによって決まると考えていると。
つまり、魅力的かどうかは、相手が異性に何を求めているかによって変わるわけです。
モテるためには、目の前にいる異性が「得をした」と思えるような働きが出来るかどうかがポイントになります。
”女性はこういうものが好きなはず!”という、雑誌やテレビから得た情報で接する人はモテません。
ですから、高い収入が最優先の条件という女性にとっては、男性の外見は二の次ということになり、いくら身なりに気を遣っても意味がないのです。
仕事の話ばかりする男性は、仕事が生きがいと言う女性には魅力的に映るでしょう。
しかし、旅行したり趣味を楽しむプライベートの充実こそ生きがいという女性にとっては、全く魅力がない訳です。
第二に、人は自分に好意を持ってくれる相手に魅力を感じます。
これは「好意の返報性」によります。
つまり、「この人は好意をもってくれている」と相手に感じさせることができたら、その人にとっては魅力ある異性になれるわけです。
当然、「嫌われている」と感じさせてしまうと、逆の効果が働きます。
自分を好きではない人ばかりに告白される、という人の話を聞きますが、これもある意味「好意の返報性」が働いた結果です。
好きな人の前では緊張して楽しそうに出来ないのに、どうでもいい相手の前ではいつも通り笑顔で接することができる。
普段通りにふるまえば、多くの場合好意は返ってくるものです。
男と女のLOVE心理学 「恋愛」から「結婚」まで自在にコントロール [ 神岡真司 ] |